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Toby(@toby_24ss)のゲームブログ

ランクマッチ1位 デボラカミュ解説

 みなさんこんにちは!サラボナ杯にて念願の初1位を取ることができたので、1位を取ることができたデボラカミュの構築、立ち回りを今回は紹介していきます!

 6月度はまほうのせいすい導入&ライバルデッキの弱体化によって、デボラカミュ1強環境が予想されるので参考になれば幸いです。

 

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 6月の使用リストはこちら! ランク上位で二刀の心得を2枚詰んでたのはおそらく自分だけだったと思います。お気に入りのカードです。

採用理由と入れ替え候補は後に書きます。

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 確定枠

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5月の終盤のデッキ分布について

Tier1

デボラカミュ、ランプピサロ、ディスカードカミュ

Tier2

イレブンテリー、奇跡テリー、デボラ&ビルドトルネコ

Tier3

アンルシアアリーナ、デボラゼシカ、レックスカミュ、アグロゼシカ

 

 日によって多少の変動はありましたが、だいたいこんな感じの流行度でした。それを踏まえて確定枠の解説に移ります。明らかに強いカードについては記述を省略します。

 

スノーベビー

 マデサゴーラを安着させるor相手のマデサゴーラの安着を止めるためのカードとしてミラーマッチにおいて非常に優秀です。Atk3+シーブスナイフでHP4を取れるところが高評価ポイント。ミラーマッチで心眼一閃+スノーベビーで相手のヘルクラとタイタスを処理できるところも高評価。

 環境に多いディスカードカミュトルネコなどの盤面で勝負してくる相手にも強いので現環境では2枚推奨。

 

ザイル

 ミラーと奇跡相手の最強の勝ち筋です。

 

ダークペルシャ

 このカードに関しては、

・1度盤面を返せれば十分

ペルシャ2枚引きBET事故防ぐ

・最強カードマデサゴーラのサーチ率を上げる

 といった観点から私は1枚採用が最も強いと考えています。またこのカードを2枚採用する場合、あくまのつぼを採用したくなるのですが現環境ではあくまのつぼがそれほど強いとは思えないのもあり1枚採用です。

 

メダルにゃん

 デボラカミュは中盤以降に心眼一閃とヘルクラッシャーをできるだけ多く引かないとコインを集めた意味がなくなり弱いので、攻撃的なスタッツを持ちながら2枚ドローできるこのカードは勝率を安定させるためには2枚必須だと私は考えています。

 

ゴールデンタイタス

 最低1枚はないと長期戦になったときに火力が足りないかなと思います。だいおうイカを採用するなら、ゴールデンタイタス2枚に加えて黄金兵まで採用したい。

 

 

使用リスト

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とげぼうず

 後手まくり最強カード。すべての環境デッキに対して強いです。他にどうしても採用したいカードがあるという場合を除いては自分は絶対2枚入れたいです。 黄金兵と異なり、BETしないターンに置けることと1Tと3Tにおけることが最大の強みです。特に、メダルにゃんや立ち塞がるドラゴンで引いてきた場合にそれらのカードと同時にプレーをして強い盤面を構築できるところが素晴らしいです。

 

二刀の心得

  0~2枚環境に応じて。かなり強力なカードです。環境によっては黄金兵を優先させたほうが良いと思います。このカードが特に強い点は以下となります。

・中盤のシステムユニットを処理できる。ex.)マデサゴーラ、メーダクイン、魔王バラモス

・ヘルクラッシャー、タイタスを心眼一閃と組み合わせて処理できる。

・ダークペルシャの2点AoEで打ち漏らした敵ユニットを綺麗に処理できる。

・ヘルクラッシャー12点で押し切れない場面などで最後の一押しができるため、勝ち筋が広がる。

・ミラーマッチにおいて、ダークペルシャ警戒で3面以上並べたくない場面で並べずに相手のユニットを処理できる。

・デボラカミュが処理しにくいラプソーンを処理できる。

・ミラーマッチにおいて心眼一閃を用いて処理したくないがせざるを得ないことが多い6T目の強欲なミミックを処理しながらヘルクラッシャーのコストを下げられる。

・9pp以降でヘルクラッシャー0コスト+マザーウッドと組み合わせて使うことでヘルクラッシャーの12点パンチを相手のリーダーに通しやすくなる。

・マデサゴーラを安着させた後、返しのターンで相手が出してきたユニットを処理できるため、マデサゴーラを複数ターンに渡って場に残しやすくなる。

 以上のようなメリットがあります。私は今期のミラーマッチの勝率が通算7割を超えていたのですが、それを実現できたのはこのカードのおかげだったと思います。

 ミラーマッチではとげぼうずと二刀の心得によって、マデサゴーラと強欲なミミックの生存率を高めて、それらのユニットで顔を詰めてゴールデンタイタスやヘルクラッシャーたくさん引いた方が勝つ選手権になる前のターンに、勝負を決めに行くことを基本戦術としていました。この戦法を基本とすることでミラーマッチの運ゲーを減らす+高い後攻勝率を実現しました。

 

美少女怪盗ポイックリン

 弱くもないが強いかと言われると怪しいカード。優先度はあまり高くはないです。このカードを黄金兵に変えてもよかったかもしれません。ミラーマッチ、ディスカードカミュ、デボラトルネコの3デッキ相手には比較的強いカードを盗める可能性があるので強力ですが、それ以外の対面だと強いカードを盗めるか怪しいです。ステルス2/3ということで、ダークペルシャで返されたときに場に残るのはメリット。ヘルクラッシャーのコストが1下がる2コストカードということで、2刀の心得が比較対象になりそう。場に即2点出せるのが2刀の心得、場に2点を保存できるが1ターンラグが発生するのがポイックリンというイメージでしょうか。現環境では、ミラーマッチにおいてはマデサゴーラを綺麗に処理できるかどうかが最重要ファクターなので、二刀の心得に軍配が上がりそう。ヘルクラッシャーや心眼一閃を盗めたらやばいんですけどね... 平均点は2刀のほうが上かな~

 

ゴールデンタイタス

 ミラーマッチの長期戦ではタイタスを削っていると不利になるため現環境では2枚。また、私のリストで狙いやすいマデサゴーラ複数ターン生存プランでも強いカードです。

 

選択枠

黄金兵

 ミラーマッチではダークペルシャを警戒したい場面で置けないことがあるため強い場面は少なめです。しかし、ランプピサロとディスカードカミュに対してはかなり強力です。特にランプピサロ戦はマデサゴーラ安着or強欲なミミックによる相手の大型魔王とのトレードを行えるかどうかが勝敗を分けやすいため、まおうのランプやピサロナイト、地獄の帝王エスタークなどからマデサとミミックを守れる黄金兵は強力だと思います。HPが3あり、シドーのAoEを1発耐える点も高評価。

 また、大王イカを採用する場合は4Tに黄金兵を0コストでプレーする最強ムーブがあるので確定で2枚採用した方がいいと思います。

 

あくまのつぼ

 弱くはないですが、現環境だととげぼうず > 黄金兵 > あくまのつぼの順の評価です。なぜそういう評価になったのかあくまのつぼのメリットデメリットを見て行きましょう。

メリット

ウドラーに強い。

・牧場に強い。

・ダークペルシャとのコンボ。

・サイコロンに強い。

・みなごろしに強い。

・1枚ドローできる。

・ミラーマッチの後1ターン目に置けると強い。

デメリット

・シーブスナイフ、どくあおむしカイロスハント、先攻ブラッドレディなどの汎用1点除去が環境に溢れている。

・対ランプピサロ戦で壺を割れずに供物されやすい。ランピは序盤からピサロナイトピサロの手先、まおうのランプなどの強力な低コストユニットをプレーしてくるため壺を殴る暇を与えてもらません。

 

 以上より、現環境で多いカミュピサロに強いのはとげぼうずと黄金兵だと思います。唯一無二のドローできる特性はメダルにゃんのほうが即効性があり2枚引けるのでそちらを2枚採用にすることで解決。ダークペルシャとの相性については、ペルシャ1の場合無理に壺でペルシャの発動条件を満たさなくとも、必要な場面までペルシャを温存しておけばよいので壺がなくてもそこまで困らないです。たまに、相手がステルスのエマ+1体の展開をしてきて、その時に処理できたらなと思うことがあったくらいでしょうか。

 

だいおうイカ

 ミラーマッチだとそれなりに強いカードです。ただし、ミラーマッチにおいても3Tにこのカードを置くよりも、マデサゴーラ安着プランのほうが圧倒的に強いので実はめっちゃ強いかと言われるとそうでもないです。この後後手まくりのマデサ安着プランの具体例を盤面を用いて説明するのでそれを見ていただければだいおうイカが弱い理由がわかると思います。

 現環境では、ディスカードカミュの牢屋とランプピサロの零の洗礼を打たれた瞬間にほぼ負け確定になるカードなので、絶対いらないと思います。6月はディスカミュとランピが減りそうなので、二刀の心得と後2枚何か抜いてだいおうイカと黄金兵をフル投入するのが強そう。

 

マタンゴ

 奇跡が増えたら入れましょう。

 

エルギオス

 対ミラーやディスカミュ、奇跡で置けると割と強いんですが、零の洗礼とアサシンアタックで吹き飛ばされると負け確なのが微妙。

 

ルノーガ&ウルナーガ

 ミラーマッチでどや顔でたくさんヘルクラタイタス置いてきた相手をわからせることができる。先攻の最速ヘルクラタイタスに間に合わない点がちょっとだけ弱い。せいすい導入後は、ミラーマッチ増加+せいすいによって後手でもウルノーガウルナーガが間に合う場面が増えるので採用してもよさそう。

 

後手まくり

 後手まくりの試合のスクリーンショットが何枚か残っていたので参考として載せておきます。ポイントはマデサゴーラを安着させることです。

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 初手でマデサゴーラが見えていたら積極的に狙いましょう。マデサの安着さえ通れば、最悪デボラレベル3になれなくても十分量のコインが確保できるので恐れずに。

 

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 後手2ザイルからスタートします。3ターン目の相手の強欲なミミックをシーブスナイフとザイルで処理しつつベホスラを前列においてその裏にマデサゴーラを置けば勝てます。

 

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  後1テンション、エマとげぼうず、3Tを2刀で受けて4Tには再びシーブスナイフを振る択、2+2で動く択どちらも強力です。

 

マリガン

共通: エマ、とげぼうず、マデサゴーラ、

先攻: 全てのBETカード、カイロスハント(1枚まで)、立ち塞がるドラゴン(BETカードが引けている場合)

後攻: カイロスハント(2枚キープok)、スノーベビー(エマ、とげ、マデサのほうが強いので上振れを狙うときは返す)、BETカードよりもカイロス、エマ、とげぼうずを優先的に探す。

ミラー: ザイル(必要なカードが引けている場合)、ぬすむ

対アグゼシ、ディスカミュ戦の先攻: 二刀の心得

対ランピ: マデサゴーラ、強欲なミミックがキーカードなので、それらを引くためにもBETカードキープ推奨。

対奇跡: ザイル

 

有利不利

奇跡 微不利 (マタンゴ1で五分、マタンゴ2で有利)

ランプピサロ 微有利

ディスカミュ 微有利

デボトル 微有利

その他マッチ 五分以上

 

最強デッキです。

 

立ち回り

基本

 全対面マデサゴーラ安着を目指しましょう。これが一番強い勝ち筋です。

 

対ランピ

 マデサかミミックを安着させてその後ゼルドラドが出てくる前にヘルクラッシャーを置ければ勝ちます。まおうのランプにマデサとミミックを処理されないように配置とデボラを貼るかどうかカイロスハント、スノーベビーの切りどころを考えましょう。ベホイミスライムの回復もあるので地獄の帝王エスタークの攻撃は1発なら顔で受けることができるので、シーブスナイフで1点だけ入れておき8点パンチを顔で受けましょう。

 

対ディスカミュ

 中盤の盤面を取った方が勝ちます。貫通が多いので中盤以降は壺貫通ケアでユニットは前列に置く。

 

対ミラー 

 マデサゴーラを安着させた方が勝ちます。4ターン目まではそれが一番重要なので、3ターン目は先後問わずベホスラよりも強欲なミミックを優先しておいた方がいい場合が多いです。その後はダークペルシャを打たれてもいいのかどうかを考えながら試合を進めます。目安としてはHP3以上のユニットが3体以上ならばカイロス2枚ないと全処理できないためGoのことが多いです。もちろんそのときのお互いのハンドと盤面に依ります。

 また、6Tデボラレベル3+強欲なミミック、7Tデボラレベル3+メダルにゃんの択がかなり強力なので狙えそうなときは狙うといいかも。ミラーマッチはぐだった場合を除いてヘルクラッシャーを先に通した方が勝つゲームが多いです。相手のカウントも意識して、ハンドにヘルクラやタイタスが複数あるときに、そのターンにヘルクラを1体出すのか1ターンデボラレベル3などで貯めて次のターンに複数体出すのかどちらが強いのか考えながらプレーすることが重要です。

 フェイスプランも意識しましょう。5T強欲なミミック、6T立ち塞がるドラゴン+はるかぜのフルートなどで削り切れる場合があります。

 

以上です!

デボラカミュはフェイスプランが取れる攻め寄りのコンボデッキということで、自分好みのデッキで誰よりも上手く回せたこととても嬉しく思います。手札に応じて臨機応変な立ち回りができる楽しいデッキなので、皆さんもぜひ使ってみてください。

 それではまた