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Toby(@toby_24ss)のゲームブログ

ランクマッチ勝率8割

 こんにちはTobyです。先日のデボラカミュのブログ多くの反響をいただきまして大変うれしかったです。私はランクマッチで半年前のスラゼシ占いミネア全盛期にフローラトルネコで2位と今回デボラカミュで1位を獲りました。その二つの月は明らかに他の月のランクマッチとは違うと感じた部分がいくつかあったので今回はそれを紹介したいと思います。現在ライバルズのランクマッチで毎日10時間以上の途方もない時間を費やさずにTop3を獲りたい場合は、勝率7 ~ 8割、1位を獲る場合は勝率8割弱が目安として必要です。では、どのようにして勝率8割を実現するのか私がやっていることを紹介します。

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 以前ランクマッチで勝率8割を取る方法という記事を書いたの今回はそれの続編にあたります。そちらをご覧になっていない方はそちらも合わせてどうぞ。

 

toby4108.hatenablog.jp

 

勝ちを負けにしない、負けを勝ちにする技術

 ランクマッチ20位以内安定の上位勢と、ランクマッチTop3常連の最上位勢の差はここにあるなと感じました。彼らはこの辺の嗅覚に非常に優れており、取りこぼしが少ない且つワンチャンを作り出すのが上手いです。

 

勝ちを負けにしない

 これは勝ち試合に博打となる一手を打たない。多少動きが弱くなったとしても、出されたら挽回されるカードをケアするということです。

 例えば、自分が8:2で優勢の試合があったとします。この時に、負け筋となるカードをケアせずに9:1の盤面を作りに行くよりも、7:3になる弱い動きをしてもいいのでケアをすることが大事です。勝ち試合は無理して通れば勝ち!を狙うよりも、詰め将棋のように相手の反撃手を一つずつ潰して優勢を最終盤まで維持することが重要です。

 今期の具体例で言うと、すでに有利な状況でデボラレベル3を打ち1枚の30%を引いて負け筋を作る。ダークペルシャやいなづまの剣をケアせずに有利トレードをしにいく。などが挙げられるでしょうか。

 

負けを勝ちにする

 個人的にはこれが一番難しいと思っています。これは頭でわかっていても自分の判断への自信と度胸がないと取れないかもしれません。私の印象ですが、最上位勢だとメンタルが強く攻めの択を取るのが得意なカイト君は特にこの判断が上手いと思ってます。主に盤面が劣勢で進みやすい後攻で活躍する技術です。

具体例で示します。 

① 盤面で勝てない試合で盤面を放棄

 盤面勝ちをあきらめてフェイスプランによる押し切りを狙います。決まらなければあっさり負けますがどうせ盤面を返せないならフェイスを詰めてバーンカードを引き込むのを期待した方がまだ勝てる可能性が生まれます。

② 刺さったら負けのカードを割り切って強い盤面を作る

 今期で言うと、デボラカミュミラーのダークペルシャ割り切りや、ウルノーガ&ウルナーガ割り切りのタイタス、ヘルクラ大量展開などがこれに相当します。実際今期のミラーマッチで、後手に回って勝てる可能性が薄い試合はペルシャ割り切り多面展開でいくつも捲ってきました。人間心理としては、特にポイントが増えて負けられない1戦でこの判断を取るのが難しいかもしれません。負けを恐れて、勝ち目が薄くてもだらだらと弱気の一手を打ちたくなってしまいがちです。しかし、自分の直観と理論を信じてこの判断を取れるようになった時には一つ上のレベル。ランクマッチ勝率8割が見えてくると思います。

 割り切りの判断をするために、相手のハンド読みも重要です。例えば、デボラやマデサゴーラでサーチしたカードの位置を見ておくことで、相手のハンドにBETカードが何枚あるのか予測ができます。更に、4TをBETカード以外の動きをしてきた場合デボラサーチのうち1枚はダークペルシャの可能性が高い。ウルノーガ&ウルナーガを持っていたなら切りたい場面があったはずだから、トップで引いていない限りは持っていないはずなどなど。

 

既存の動きに疑問を持つ

 トップ層はそれまでの常識と異なるプレーをしており、そこで他のプレイヤーと大幅に勝率差をつけているパターンが多いです。今期でいうと、私は最終日付近では後攻で2ターン目にデボラを貼っていた試合が10試合中6試合程度だった気がします。大半のプレイヤーはほとんどの試合で後手2デボラを貼っていたと思います。これは後2にユニットを置くことでシーブスナイフとユニットで先攻3Tに出てくるユニットを有利トレードし、その後の強欲なミミックやマデサゴーラ安着によって有利な展開を作るためにやっていました。

 強欲なミミック追加前のヘルクラッシャーOTKの頃のデボラカミュは、ミッドレンジデッキとしての側面が弱く後手はダークペルシャで盤面を返すことが前提でした。そのため後2デボラがほぼ確定行動になっていました。しかし、ヘルクラナーフによるOTKプランの消失+中盤盤面最強でライフプッシュができる強欲なミミックの追加によって、デボラカミュはミッドレンジ寄りのコンボデッキに生まれ変わりました。

 このように、環境の変化によって日々定石は変化します。なので、当たり前にしていたプレーが本当に正しいのか疑問を持つことが重要です。そのためには、手なりでやっているターンのプレーも他の択はないのかしっかりと検討することが良いと思います。

 

環境調査

 環境に応じて細かく採用カードを入れ替えるまたは使用デッキを変えることも重要です。今期ですと、デボラカミュは唯一奇跡テリーに不利がついていました。そのため、毎日潜る前に配信やフレンド観戦、Twitterチェックをして奇跡テリーが流行っていないかどうかの確認をしていました。流行っていそうなときはマタンゴを2枚採用していました。

 

一早く最強デッキを握る

 毎月1位を獲るプレイヤーは早期からそのデッキを握っている場合が多いです。私も今期はしばらくはビルドトルネコを使っていましたがランクマで対面したデボラカミュにデッキとしてパワー負けしていると感じそれ以降デボラカミュを握っていました。

 

回し続ければ勝ち確

 ライバルズのランクマッチの制度では、勝率67%以上あれば必ずポイントが増えます。そのため、プレーと構築に自信があるならば瞬間1位を獲っても回し続けるのが良いと思います。下ぶれてもいつかポイントは戻ります。今期の終盤は一日100ポイントを目標に毎日盛っていました。下振れた日は、少し目標を下げてその日の開始時のポイントまでは戻すという目標でやってました。

 

最終日は運ゲー

 最終日は運ゲーです。なので、それまでに2位をポイントで突き放すのが理想です。今回はぺーぺーさんの最後の追い上げ速度がすごすぎて最終日運ゲーをすることになってしまいとても辛かったです。今期は最終日以外は勝率8割くらいだったのですが、最終日は勝率7割あるかないかくらいしか取れませんでした。これには理由があり、最終日はTop20以上の上位勢が上位フィニッシュをするために回しており、そことマッチングする可能性が高かったためです。今期の場合、3位以下とポイントを大きく離していたため、20位以内と当たっても勝ったら20pt負けたら40ptの当たり損マッチを強いられていました。その為、最終日に安定してポイントを盛るのは難しいだろうなと思っていました。なので、3位以下のポイントを突き放している場合は前日までに追いつけない所までポイントを持っておくのが丸いと思います。

 

絶対に負けないという意志

 最後ギリギリで争うことになったときは精神力が大事です。心が折れたら負けなので、俺が一番うまい。絶対に負けない。と思いながら頑張りましょう。

 

潜り続ける勇気、潜らない勇気

 最後の4時間で1位と2位のポイントが僅差の場合、最後の数時間で上振れた方が1位を獲る運ゲーになってしまいます。なので、20時になるまでは勝ち確定になるポイントまで突き放すまでは1位でもランクマッチを回し続けました。下振れてもポイントを盛り直せる時間を見極めてそこまではビビらずに回し続ける勇気が必要です。20時以降は、潜らない勇気が必要です。ここから先は一度でも下振れたら挽回不可能な時間帯なので、相手の動向を見極めつつ必要最小限の試合数で余計なリスクを冒さないように心掛けました。

 

宮司の力を聞く

 私はイナズマイレブンというアニメが大好きなのですが、その中で一番お気に入りのBGM「千宮司の力」を無限ループしながらランクマッチを回していることが多いです。めっちゃ熱い曲なのでおすすめです。後ヒカルの碁も大好きなのでランクマッチのモチベを上げるために読み返していました。僕は越智が社に勝負を挑むシーンが一番好きです。

 

 

 

 

バナナを食べる

 集中してランクマをやると脳がめっちゃ疲れるのでバナナで糖分を補給します。飲み物はポカリスエットがおすすめです。

 

 

 

 最後に

 勝率8割の取り方と書きましたが、実際にはこの記事を読んでも8割を取れるとは限らないし、運が大きく絡むゲームで通算勝率8割を取ることはたとえどれだけ上手かったとしても不可能です。しかし、どうすれば上手くなれるのか常に考え続け誰にも負けないという強い意志を持っていれば、月間勝率8割を掴むチャンスはいつか訪れると僕は信じています。次にまた1位を狙える機会が訪れるまでにもっと強くなりたいと思います。私の経験が少しでも誰かの助けになれれば幸いです。

それではまた。