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Toby(@toby_24ss)のゲームブログ

ラービショップ

 こんにちはTobyです。今回はラービショップについての解説記事です。とても好きなデッキタイプだったので記事にまとめることにしました。

 ラービショップはコントロールデッキの一つで、その中でもコンシードデッキに分類されます。主な勝ち筋は、負けないように立ち回り相手を詰ませるというものです。そのため、勝ちに行くプレーよりも負けないプレーが大事となります。つまり、相手の動きを予測してライフをリソースとして捉え、対応札や進化権を温存していく立ち回りが重要になります。

 

 

有利不利について

     除去手段を神話の剣に寄せるかクルトに寄せるかや、細かいカードの採用によって有利不利が変動するのであくまで自分の構築の場合のものです。

 

大幅有利 専門店ウィッチ

有利 バーンヴァンプ

微有利 式神ウィッチ、ディスカードドラゴン

5分 AFネメシス、連携ロイヤル

微不利 葬送ネクロ、冥府ネクロ

不利 進化ロイヤル

無理 秘術ウィッチ、リノセウスエルフ

 

 

主要マッチアップの立ち回り

バーンヴァンプ

 ヴァンプ側の勝ち筋は強い盤面を維持し、ビショップ側に回復と盤面の取得を両立させずに押し切ること。

 クルトやロレーナによって、盤面を返してからがゲームスタート。マリガンではクルトをとにかく探しましょう。クルトの枚数を削っているとこのマッチで勝つのが非常に難しくなります。盤面を返してこちらのペースに持ち込んだ後は、中盤で下手にライフを削りに行くよりも10Tまで耐えてユカリゼルガネイアで勝つ方が確実です。相手のゼルガネイアや復讐状態発動を防ぐために、平等なる裁きで相手のライフを回復してあげましょう。

 

式神ウィッチ

 個人的に一番難しいと思っているマッチアップ。式神側の勝ち筋は7ターン目からクオンを連打して10T以降のゼルガネイアの展開に持ち込ませないことです。ゼルガネイア進化まで到達されるとクオン展開を回復しつつ返すのが容易になるため式神側が不利です。マナリアの研究で増やすカードは大体クオン。また、ユカリが飛んでくる前にハンドのルーニィを打点に変換しておくことも重要です。

 これらの式神ウィッチの勝ち筋を防ぐために重要となるのが盤面ロックです。素直にクオンを連打できる展開を作らせると処理と回復の両立が間に合わず押し切られてしまうので、一度目のクオンに対して最低限の処理のみを行いライフで受けてクオン連打を遅らせることが重要です。そのため、対ウィッチのマリガンでは、イミナと専門店用のラブソングシンガーを探します。理想の展開はラブソングシンガーやイミナ、平等なる裁き、ロレーナ、ゼルガネイア等を用いて天后とクオンのみを処理してターンを返すことです。カードを盤面に出さないこちらのデッキに対して6クオンを決めるのはかなり難しいため、7クオンを意識して動いていきます。イミナを切るターンは先攻4,7ターン目か後攻6ターン目が理想です。これによって、先7後7クオンの返し札のゼルガネイアやラブソングシンガーを呪具に変身させて盤面ロックを行いやすくなり、かつ7クオンのターンの面を狭くできます。

    また相手がカオスウィザードや鬼呼びの導師、ルーニィ等で盤面を埋めてくれる場合はチャンスです。敢えて処理せずに放置しクオンのターンを遅らせましょう。

 

AFネメシス

 このマッチもかなり難しいです。AF側の主な勝ち筋は6種類を達成して、レディアントやブリッツアーティファクトを回収。ルチルで顔を詰めて逃げ切り。10Tゼルガネイアを不発にさせて長期戦で勝つ。この3つになります。詰め切れない試合はAFの破壊数を稼ぐために不利トレードを積極的に行う必要があります。アナライズアーティファクト進化当ては頻出の動きです。

 序盤のアナライズや攻防ゴーレムを消滅させられると相手の動きを大幅に遅らせることができるので、マリガンでは平等なる裁きと漆黒の法典を探します。このマッチは10T以降も相手の盤面が強いので、進化ゼルガネイアの効果起動に失敗すると詰め切るのが少し面倒になります。そのため、狂信の呪具の取り扱いに細心の注意を払いましょう。7イミナをすると、9Tのこちらの盤面にプレーしたカードを呪具に変えられるので盤面空で返される展開を作らせにくくできます。逆に6イミナはこちらの10T開始時に相手の場のフォロワーが呪具に変わってしまうのであまりおすすめしません。

 AFはゼルガネイア以外の確定除去を持たないので、10T以降のユカリで作る盤面を返すのがかなり厳しいので、それらの除去にパラダイムシフトを切らせて相手のリーサルを遠ざける動きが強力です。

 

進化ロイヤル

 猛虎というカードが非常に強く中盤以降にビショ側にライフで受けることを許しません。また、10T以降の盤面の取り合いにおいてもアルヤスカが非常に強力。ターミナルェポン、アルヤスカ、ゼルガネイア、アンリエット、シールドフォーメーションと終盤に出てくるカードがいずれもゼルガネイアの4点allのみで倒せない為、これらを使って複数回盤面を作られるとビショップ側が裁ききるのが困難となります。また、比較的進化権を温存しやすいマッチなため、耐えてからカゲミツ進化11+猛虎進化で20点を出すプランもあります。

 ビショップ側としては、このマッチで長期戦は行いづらいため、ロイヤル側のHPを積極的に削っていく動きが重要となります。ロイヤルは回復手段がゼルガネイア2枚10点、アンリエット3枚15点の合計25点しか最大でも回復しないので、そこを突いていきます。また、終盤のアルヤスカシールドフォーメーションを返すために、ゼルガネイア、平等なる裁き、クルト進化、ロレーナ、ラブソングシンガー等のカードを複数枚温存しておくことが重要です。

 

ミラーマッチ

 ラブソングシンガー、ユカリをいかに温存できるかというマッチ。進化権は終盤まで温存。進化ゼルガネイアでは殴らない方がいいことが多いです。ユカリとシンガーを切るタイミングをできるだけ遅らせたいが、相手の爆炎の魔神やムニャールでのリーサルには注意しましょう。ユカリを用いて強い盤面を作れると相手が処理しきれないことがあるので狙っていく。勝ち手段は、相手よりも長くユカリ、シンガーを温存するもしくは処理札を尽きさせての盤面勝ちです。

 

 黄金の鐘について

 ハンドが燃えそうなときは置かずに1ターン遅らせる。2枚同時に置くとハンドがたくさん燃えるので絶対にやらない。ラーとユカリが複数枚燃えると負け確定なので、1試合で燃やすカードはできるだけ1枚までに抑える。

・2枚目の置くタイミング

 ハンドが減らせそうなときは1ターンずらし。減らせなさそうなときは2ターンずらすといい感じになる。

・包み込む願い

 2枚目以降は無理に切らなくてよい。10T以降はハンドのユカリやその他のカードをたくさん使うのでそこでハンドが一気に減るのでその時にドローとして使う。また、終盤のムニャールによるリーサルも期待できる。

 

構築について

 ユカリ、クルト、平等なる裁き、ラー等必要な場面で引かないといけないカードが非常に多いデッキです。そのため、デッキの回転率をあげて少しでも多くカードを引いて手札の質を高めることが勝率を高めます。

   特に、10T前後までにユカリを2枚引けるかどうかは勝敗に影響しやすいです。今回の構築では、黄金の鐘のドローを最大限活かせるように、能動的に手札を減らせるカードを複数枚採用しました。

 

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説話の伝承

   破邪の光の代わりに入れるの面白いかもしれない。1コスト余りやすいデッキで、チョイス先は3種とも使い道があるため。破邪の光だけでなく、9T聖なる教示からの10TOTKや暇なターンに3回復暇なターンにファルコン置いてハンドを減らす等の使い方が強そう。

 

博愛の翼人 2-3

 黄金の鐘2ドローが強い。1試合で置ける鐘の数はよくて4つ程度なため、もしかしたら3枚目は過剰かもしれない

 

漆黒の法典 2-3

 AF、ヴァンプ、ネクロに対しては強く使えます。AFを意識するなら3枚確定。3以下を破壊というテキストがこれらのマッチ以外だと終盤使いづらい。小型フォロワーは場に残して面ロックに持ち込みたいため。処理札が手札にダブると黄金の鐘のドローを進めづらくなるため今回は2枚採用。

 

プリンセスナイト 0-2

 ラーとユカリをサーチできるの強み。3コスでハンドが減らない点、ATk3が相手の式神形代の当たり先になってしまう点、ゼルガネイアをサーチしてしまう点等がデメリット。

 

クルト 1-3

 ヴァンプに対して非常に強い。神話の剣を処理の軸に置くと、中盤の多面展開への対応が困難になるので、個人的にはクルトを除去の主軸に置くのが好み。

 

イミナ 2-3

 1試合で1枚は引きたい。絶対に引きたいなら3枚でもよい。式神、AF戦で特に活躍。

 

ラー 2

 11ターン目くらいまでに引ければ間に合うので2枚でよい。底に2枚埋まってた時はしょうがない。

 

ジャッジメントスピアマスター 0-3

 2コストでハンドを減らせるので暇つぶしのカードとして最適。枠が余ったら入れるとよい。

 

招来の大天使 0-2

 ミラーマッチや進化ロイヤル戦で活躍します。また、このカードの有無で秘術Wの有利不利が大きく変わる。しかし、他マッチでは、このカードに進化を切れる状況かつそれに見合ったアドバンテージを取れる状況がどれだけ作れるのか疑問。

 

星灯りの女神

 ミラー最強カード

 

破邪の光 0-2

 コストは重いが回復効果が非常に優秀。終盤は回復量が重要なのでこのカードを1枚は採用することをお勧めしたい。

 

神話の剣 0-2

 宝石の輝きのサーチに引っかかるのが厄介。サーチがぶれてプランが定まりにくくなる。式神、AF、冥府に対しては強いカード。それ以外のマッチだと、置く旨味が薄かったり、6にこのカードを置かせてもらえなかったりする。

 

エクセスプリースト 0-3 

 2コストで暇つぶしができるカード。進化ゼルガネイアで処理しきれなかったユニットの処理に役立つ。おしゃれな使い方ができたりする。クルト軸だと、盤面ロックからの全処理を狙うため無くても良い。余った枠に、ジャッジメントスピアマスターとの選択でお好みで採用。

 

光明のプリースト 0-3

 1コストでハンドを減らせるカード。ロレーナ、クルトとシナジーがある。暇なターンに4回復として使えるのも偉い。

 

爆炎の魔神 0-2

リーサルターンを1,2ターンほど早めることができるカード。長期戦に持ち込みたくない、AF戦やロイヤル戦で活躍。10Tに爆炎+ムニャール進化で18点まで出すことができる。

 

更新

つよそう

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 以上です。なかなか面白いデッキなのでぜひ皆さんも使ってみてください。それでは。