こんばんは、Tobyです。本日はレートで使用した構築の紹介です。
レートの使用リーダーはドラネメ固定でドラは、
GXロイヤル増加前 → コンシードドラゴン、
GXロイヤル増加後 → ランプドラゴン
を使用しました。
戦績は、
コンネメ :146-86
コンシードドラゴン: 103-71
ランプドラゴン: 45-28
BO3総合: 139-69 勝率66.8%
でした。
今回は構築意図に絞って書きます。細かいプレー等は気が向いたら書きます。
コンネメ
構築意図は主に二つ
・流行りのGXロイヤルに対するガードを上げること。
・コントロールネメシスとして運用するために、弱いカードを排除して強いカードでデッキを固めること。
1点目のGXロイヤルに対するガードを上げられるカードとして、「恒久の天使」、「スピネ」を採用した。
2点目について、私が弱いと認識しているカードの基準は、
・リソースにならない。
・進化権を使わないと盤面処理ができないカード。
上記のどちらかまたは両方を満たすカードはコンネメにとってはバリューが低いまたはバリューが不安定なカードだと思っている。
よく採用されているカードでこれを満たすカードは、「イルガンノ」、「追憶の大天使」、「ホムンクルス・ラズリ」、(「カトル」)あたり。
これらのカードが弱いと思っている理由を話すために、まずはコンネメの勝ち筋を紹介する。
コントロールネメシスの勝ち筋は主に3つ。
① 序盤に盤面を形成し相手とのライフレースを優位に進めトレランス1枚で勝つ。
②トレランス2枚でOTKをする。
③ベルフォメットを投げて勝つ。
コントロールをして勝つときに一番の負け筋になるのは、相手の攻めに対する解答札が無くなることである。相手のあらゆる手に対応するためには、
・進化権を温存すること。
・デッキをパワーが高いカードで固めてハンドを常に強い状態に保つこと
この二つが重要である。
コンネメは後半まで使えない「トレランス」を3枚採用しているため、安定して勝率を出すためにはバリューの低いカードやバリューの安定しないカードは極力減らして構築を組むべきだと考える。また、バリューの低いカードを減らすことによって、大きな勝ち筋である「トレランス」をマリガンでキープしやすくなる。
「追憶の大天使」、「イルガンノ」の2枚は、
・HPが1でGXロイヤルに弱い。
・「追憶の大天使」によってバリューが安定しない。
・貴重な進化権を切らない場合に使いずらい。
以上のような理由で評価が低い。
ドラゴン
GXロイヤル、ラストワードネクロの増加を受けて使い始めたデッキ。ネメシスの「恒久の天使」が強いと感じていてドラゴンでも上手く活かせないかと考えていたところ上手くリストが嚙み合った。40枚納得のリストである。
・ジーナが2枚の理由
ランプドラゴンで一番重要なのは初動である。「ジーナ」を減らすことは初動の安定に繋がる。ランプドラゴンで3コスのランプカードであるはずの「ジーナ」を削った方が初動が安定する理由について今回は解説する。
ランプドラゴンにおける初動の安定とは、ランプをしつつリソースを繋ぐことである。
この基準に照らし合わせたときの基本マリガンは以下になる。
先行:託宣、遭遇、想い、未来、戦闘員
後攻:託宣、遭遇、未来、戦闘員、(レジー)
ナテラ生成とセットキープ:ジーナ
ランプとセットで持つことあり:ゲオル、ティアマト、ロイ
ここで重要なのは、「ジーナ」はマリガンで単キープしないという点だ。「ジーナ」はナテラがないとランプしない且つ、ランプ時にハンドが一枚減るカードである。そのため、「遭遇」2種類サーチから引っ張ってくる「ジーナ」はカードであるが、「遭遇」一種サーチから引っ張ってくる「ジーナ」や素引きの「ジーナ」はカードでない場面が多い。一種サーチで打つ「遭遇」はほとんどの場面でほしいカードは「ジーナ」ではなく、「戦闘員」の方である。このような理由で今回の構築では「ジーナ」は2枚採用とした。
以上です。また次回の記事でお会いしましょう。