Wヒーローミネアの解説記事です。
ライバルズで一番好きなデッキなので、スタン落ちする前に解説記事を書くことにしました。中盤でのプランの派生、詰め将棋のようにリーサルに向かっていく様がとても美しいデッキです。
目次
1. デッキの特徴
2. 有利不利
3. マリガン
4. ソロ、タバサの張り替えのタイミング
5. 各マッチアップの立ち回り
6. 小ネタ
1. デッキの特徴
占いミネアは環境トップデッキのような上振れムーブは少ないがソロによって安定した強さがあるため、環境デッキの多くの8割くらいの動きまでなら対応できるデッキ。
ソロ占いミネアとの差は後攻の強さ。タバサレベル1によって、今までよりも1ターン早く超必中やポムポムボムの展開にもっていくことができる。なぞのしんかんと超必中を絡めた動きは最速でも5ターン目。現実的には、6~7ターン目が目安になる。一方、タバサを絡めた超必中展開は最速3,4ターン。5〜6ターン目には複数枚の占いカードを超必中でプレーできる。
また、後手のテンションスキルで加わる占いカードと初期手札+1をタバサレベル1によって十分に生かすことができる。これがソロではなくwヒーロー占いミネアを使う一番の理由である。更に、タバサレベル3により長期戦にも強い。
2. 有利不利
絶好調テリー 4 : 6
山賊テリー 3 : 7
ミッドレンジゼシカ 6.5 : 3.5
ソロゼシカ 6 : 4
ソロククール 7.5 : 2.5
ロトククール 5.5 : 4.5
エイトピサロ 5.5 : 4.5
タバサラーミアアリーナ 6 : 4
エイトトルネコ 7.5 : 2.5
ロトトルネコ 7 : 3
じゃんけんミネア 3 : 7
ソロデッキのため、全マッチ先攻の方が強い。特にククールとアリーナ相手は、先後で勝率に大きな開きがある。
3.マリガン
~ソロ・タバサ編~
対テリー
ほぼ確定でソロを返す。 先攻で牛ソロキープタバサ返しは可能性を感じるプレーだが、最大値は先攻でもソロよりタバサ単キープの方が高い。 このマッチはシーゴーレムが引けるかどうかが試合に大きく影響するため両キープはあり得ない。
対ミゼシ
後手ならソロ返しが多い。先手両キープ。後手返しの理由は、シーゴーレムをマリガンで引き込まないと顔が保たないため。
対ソロゼシ
両キープ。ロウやポムポムで魔道召喚前に盤面を作るため。
対タバアリ
後手タバサ単キープ。先手両キープ。 通常のソロタバサムーブでは、後手の場合8ターン目までに削りきれないため。タバサポムポムでのインチキを狙う。 万が一相手がタイガークローの枚数を削っている場合は、後手でもソロキープでロウ安着を狙ってもよい。
対ロトトル
後手ソロ返し。ソロタバサだとライフが保たないため。
その他のマッチは基本は両キープ。
~その他のカード~
このデッキのマリガンは柔軟に行う必要があるため、マリガン確定枠はない。マリガン優先度高い順に記載。
・シーゴーレム
・銀のタロット
・クロウズ
この3枚に関してはほばキープ。他のカードは状況に応じてキープ。
・サイコロン
・キラーグース
・暴れ牛どり
・ポムポムボム
この4枚はキープ優先度がマッチアップによって異なる。また、後手の場合はこれらをキープするよりも、マリガンでシーゴーレムを探した方がよい場合も多い。
その他のカードはあまりキープしない。
例外
・太陽のタロット
対アグロ系に稀にキープ。基本はシーゴーレムのほうを探す。
・ロウ
先攻4ロウを狙う場合にキープ。アグロ相手は4ロウよりも、シーゴーレムやサイコロンを探した方がよい。
・バルーンコール
アグロ系にタバサムーブをする場合にキープ。単キープは諸説。銀のタロットとのセットキープ推奨。対ミゼシ後手も先1モーモンに対抗するためにキープ。
4. ソロ、タバサの張り替えのタイミング
ソロククール戦が特殊。基本はOTKプランを狙うために、ソロレベル2を使い切ってからタバサに張り替えてOTKを狙う。
しかし、先攻でソロククールに強力な盤面を作られた場合のみ、ソロレベル2でのサーチを途中で諦めてポムポムとタバサを絡めて強引に盤面を作りにいってもよい。
その他の対ミッドレンジでは、クロウズロウをサーチしてすぐに張り替える場合が多い。しかし、ハンドに特技が少なくタバサをレベル3まで上げきれない場合や、タバサレベル1を進めずにポムポムや超必中と絡めて強く使いたい時は、タバサへの張り替えを遅らせる。リーサルに必要なカードを切ってしまった場合は、早めにタバサに張り替えて回収する算段を立てたい。
5. 各マッチアップの立ち回り
共通
オルゴデミーラ第3形態がつらいので、 相手のオルゴ第一を割るのはできるだけ遅らせる。ラプソーンがかなりつらいので、全力で除去する。除去できない場合はシーゴーレムかポムポムの大量展開でごまかす。
各マッチアップでライフでどこまで受けてよいかを常に考えて、超必中を一番強いタイミングで切れるまで我慢する。
ソロからタバサへの張替え時にハンドが細くなるので、塔のタロットはできるかぎりドローで使用したい。
レックステリー
シーゴーレムが引けるかどうかが鍵。4~6ターン目には超必中を起動して盤面を取り返したい。超必中太陽のタロットが見えている場合はギリギリまでライフで受けて超必中をバリューを高めやすい。
ミッドレンジゼシカ
魔道召喚を返す準備をする。5マリベル魔道や先4オルゴされなければ、ハンドが事故らない限りは勝てる。ミゼシ側が横展開の除去を苦手としている為節制のタロットでスライムを展開して力のタロットでバフする展開が刺さりやすい。
ソロゼシカ
ロウとポムポムボムがキーカード。これらのカードを魔道前に設置して、魔道に備える。4ターン目ベラにつむじ風を打つのが強いので、ハンドが揃っている場合はキープする。
エイトトルネコ
ライフで受けが効くため、超必中のバリューを最大化しやすいマッチアップ。痛み分けの杖とプレデターが直撃しない盤面を意識。ポムポムボム強化が強力な勝ち筋だが、ポムに封印の杖をされても再展開できる程度にはハンドにリソースを残す。超幸せもみじはポムが立っていれば、ドレアムがなくても返せる場合が多い。
ロトククール
杖を握られると負けるため、その前にポムポムボムで盤面形成を狙う。横展開にはあまり強くないデッキタイプのため、復活の杖の前にタバサレベル1を用いてビッグターンを作れるようにしたい。杖前に押し込めなかった場合は、耐えてドレアムOTKプランに移行。アイアンナイト天使の守りが厄介なので、塔のタロットをできれば1枚は温存しておきたい。
ソロククール
勝ち筋は三通り。ドレアムOTKと占いぶっぱOTKと、ポムポム盤面形成。バルコバルコ超必中牛牛力力で28点出る。その為、温存できる場合はこれらのカードを温存。ポムポムで相手が返せない盤面を形成できる場合や、これらのカードを切らないと盤面で圧倒されて負けてしまう場合は切る。その後ドレアムOTKプランに移行。ドレアムOTKを取る場合はポムポムを投げるターンに占いカードをたくさん使うようにする。
バルコ、力、牛のうち何枚か使っていたとしても、つむじ風を絡めて25点出せるパターンもある。
後手で3フォズを永遠に取れずに負けることがあるので、後手の場合はバルコ、グース、牛、クロウズをマリガンで全力で探して、2ターン目に置くとよい。
相手の顔はリーサルまではこちらからは絶対に殴らない。チャモロの杖で自傷されたくないので、シーゴーレムやブロック配置で高い攻撃力のユニットを殴らせないようにする。これを意識すると、相手のラーミア降臨の1ターンか2ターン前にOTKパーツが揃う試合が増える。
エイトピサロ
ぶん回られなければ勝てる。ポムポムやロウで強いターンを作る。ライフを中盤までに削っておけるとかなり勝ちやすくなるので、1ターン目に牛を投げる動きがかなり強力。ドレアム前にホークブリザードを置かれる危険があるので、塔のタロットを一枚は温存できるとよい。
強力な勝ち筋として、ポムポムボムを消えろっ!と滅び去れっ!で除去されないラインまでバフできればほぼ勝ち。
マリガンでは、シーゴーレムよりもポムポムボムを優先的に探す。
占いミネアミラー
ポムポムボムを通すゲーム。先攻がかなり有利。一度、ポムポムでサイコロンで返せない盤面を作られるとほぼ挽回不可能なため、後手の場合はどこかのタイミングで強気にポムポムを設置することを狙う。
後1であばれうしどりを投げられると先後が逆転するので、後手の場合はマリガンで探してみる。
このマッチアップはシーゴーレムよりも、ポムポムボムと後手の暴れ牛、キラーグース、サイコロンがマリガン優先度が高い。
6.小ネタ
・ダークドレアムがデッキの底だと勝てないので、クロウズの選択はめっちゃ欲しいカードでない場合は下に置く。
・4Tタバサ、5T ロウ銀タロテンションで3コストを召喚しつつ1ドローできる。
以上です。そのほか細かい部分のマリガンや立ち回りなどは、質問いただければ答えるのでリプライやDMでどうぞ。